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EACH TIME : ミニ英和和英辞書
EACH TIME

そのたびごとに

〔語彙分解〕each time : [each][time]
・each : めいめいの, おのおのの, それぞれの, 各自の
・time : 時, 時間
EACH TIME : ウィキペディア日本語版
EACH TIME[いーち たいむ]

EACH TIME』(イーチ・タイム)は1984年3月21日にリリースされた大滝詠一スタジオ・アルバム
== 解説 ==
当初はLP盤とカセットテープのみの発売だったが、1984年6月1日にCD化(品番35DH 78)。CDの発売週は、マイケル・ジャクソンの『スリラー』に抜かれたために2位だったが、翌週に邦人アーティストとしては初のオリコンCDチャートで3週連続1位を記録。大滝詠一としては唯一の1位獲得作品である。
当時の音楽業界には「シングル・ヒットがなければアルバムは売れない」という考えがあり、その常識を覆すために敢えてシングルは発売せず、アルバム単独で発売された。結果的に60万枚を売り上げ、前作『A LONG VACATION』に続いて大ヒットを記録した。
1989年6月1日には、収録曲と曲順を変更したリマスター盤を発売。1991年には、元の曲順でCD選書で再発された。1997年には、MD選書でMD化もされている。また、発売から20年経過した2004年3月21日には、ボーナストラックを追加した20周年記念盤CD、さらに10年後には純カラオケを加えた2枚組CDの30周年記念盤がそれぞれ発売された。
再発盤以降は長らく全ての盤で「レイクサイド ストーリー」のエンディングがカットされたヴァージョンとなっていた。これに関しては現在でも賛否があるが、「大滝自身がソロ活動に終止符を打つ」「松本との決裂を意味するものであった」などの理由から刻まれていたフィナーレのために、現在はカットされていると言われる〔文藝別冊(2005年、河出書房新社刊)の「総特集 大滝詠一」に大滝と内田樹の対談「ナイアガラ・ライフ30年!」が掲載されている。対談は同年8月16日に山の上ホテルで行われた。その対談で大滝はエンディングの編集について言及している。曰く「『レイクサイド・ストーリー』というのはフェイドアウトする曲なんだけれども、エンディングが二つ作ってあって、オリジナル・イシューでは大エンディングのものを作りたいと最後のところで心変わりをしまして、今日工場に行かないと発売日に間に合わないというので階下に車が待っているという状況で『じゃあ行ってきます』という段階になって、『待て』とテープをつなぎ換えた」。大滝は本作の制作中に「曲が出なくなる」状態に陥ったが、彼はその際に「(やることを全てやり)満ちたことを知った」と述べている。大滝はエンディング編集時の心境を振り返り、「(『EACH TIME』は)結果的に最後のアルバムになりましたから、多分自分で(音楽活動に関して)終わろうとしたんだと思う」と述懐している。〕。このエンディング付きバージョン(大エンディング・バージョン)の収録されたCDは、初発時の品番35DH 78である。その後、2015年3月21日に発売された『NIAGARA CD BOOK II 』でエンディング付きバージョンが収録された。
一般に前作『A LONG VACATION』の続篇と捉えられる作品ではあるが、大滝自身はこのアルバムを一つのストーリーとして製作していた為に、世間での受け入れ方にはやや難色を示す(ただし、発売前には「『A LONG VACATION』の続編の様なアルバム」、また発売されて暫く経ってからは「『A LONG〜』がA面で『EACH TIME』がB面の様」といずれも大瀧自身がラジオで語っており、真意は不明)。
ジャケットのイラストは河田久雄によるもの。
タイトルの由来は、大滝がラジオDJ等で自分のことを「イーチ・オータキ」と名乗っていたことに由来する。
大滝は本作発売後に、音楽活動を休業することを宣言している。そのため、収録曲をライブで披露したことは一度もなく、そのままコンサート活動が再開されないまま大滝が2013年に死去したことで、本人が携わったオリジナル・アルバムとしては最後の作品になった。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「EACH TIME」の詳細全文を読む




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